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初誕生日の祝い方は?

●初めての誕生日には成長の記録を残して

 とくに誕生日を祝う風習のなかった日本でも、満一歳を迎える初誕生は、親類などを招いて盛大にお祝いをする習慣が残っています。地方によっては、誕生餅をついて子供に背負わせて歩かせる「力餅」という行事や、餅を踏ませることもあります。

 最近は、一本のロウソクを立てたバースデーケーキやごちそうを囲んで家族だけで祝うことが多くなりました。ですが、せっかく初めて迎える誕生日、子供本人にはわからないこととはいえ、父母双方の祖父母など親しい方を招いて、子供の健やかな成長ぶりを披露し、喜びを分かち合うのも楽しいかもしれません。もてなしは手料理の祝い膳程度で十分。体重や身長、手形や足形などの子供の成長ぶりとともに、祝い膳の様子を写真やビデオに収めて記念に残しておきたいものです。

 また、最近では広い範囲にわたって派手な内祝いはほとんどしない傾向があるので、親しい方やお世話になっている方たちには、子供の写真を入れたはがきなどであいさつする程度でいいと思われます。どうしてもという場合は、祝いの席に招いたり、お赤飯や祝い砂糖を配りましよう。


手形や足型をアルバムにして思い出に


COLUMN

 十三参りの習慣

 かつて、十三歳から十五歳にかけては成年式の行われる年齢でした。この時期は、男女ともに精神的・肉体的に子供から大人へと移行する大切な節目。十三参りは数えで十三歳を迎えた子供が、旧暦の三月十三日に(現在では、四月十三日やその前後の日曜日)、知恵と福徳を授けてくれる虚空蔵菩薩にお参りする行事です。また、別名「知恵もらい」とも呼ばれています。

 大人として生きていくための知恵を授かるようにお参りするのが十三参りの目的ですが、地方によっては虚空蔵菩薩にはこだわらないところもあるようです。ですから、虚空蔵菩薩を祠っていない寺院などに、十三参りであることを申し出て仏様にお参りしてもかまいません。お寺へのお礼は、白無地の袋に「御供」か「御礼」と表書きして納めるか、祝いの儀として紅白の水引きを使用します。この際、のしはつけません。

 お参りには、成長の節目として晴れ着を新調するのも親から子へのお祝いのひとつ。女子ならワンピースなどの洋服か、和服の場合はあまり柄が大きくないものを。着物に慣れていないことも考えて、帯は軽目のものを選びます。華やかな立矢結びや胡蝶、文庫結びなどがふさわしい結び方でしょう。男子の場合は、紺色のスーツなどを一着揃えておくと便利です。

 せっかくのお参りですから、父母も同行し、成長していく子供に大人への心構えを話す機会にすることが何よりの贈り物ではないでしょうか。



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