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形見分けの受け方は?

特別な理由がないかぎり受ける  

 
 遺族から形見分けの申し出があった場合は、特別に何か理由がないかぎり受けるのがマナーで、返礼の品は必要ありません。たとえ高価な品であっても、お返しは必要ありません。遺族の申し出を遠慮せずに素直に受けておきます。 ただし、第三者に譲ったりすることは禁物です。遺品を大切にすることが故人の供養になるのですから、頂いた品は大切に使用するようにします。

COLUMN

 遺品の中で保存しておくもの、整理の仕方は?

 一般的に形見分けは忌明け後に行いますから、遺品の整理は、形見分けを考えて少しずつ行っていったらよいでしょう。高価な美術品などは、相続税の対象になりますから考慮しながら行います。
 そのほか故人の日記や住所録、手帳や手紙などは、年賀欠礼状を出すときなどの資料になりますから、最低1年~2年は保存しておくようにします。


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