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生前いただいた見舞品のお礼は?

香典返しの際にお見舞いのお礼もあわせて行う

 
 闘病中にお見舞いをいただいて、そのまま病院で亡くなった場合、亡くなったのだからお見舞いは返さなくてもよいという考え方もありますが、たびたび見舞って頂いたり世話になった方には、感謝の気持ちを表したいものです。

 一般的に香典返しのときに、お見舞いのお礼を合わせて行うケースが多く、そのやり方もいろいろあります。

 一つは、お返しの分にお見舞いのお礼分を上乗せして品物を選んで贈る方法です。この場合は、香典返しの礼状のほかに、お見舞いに対する感謝の気持ちを手書きで添えます。

 また、お見舞い返しと香典返しの2つの品物を用意して贈る方法もあります。この場合、どちらにも不祝儀ののし紙を掛けますが、二重ねにせず、別々に配送すること。"重なる"ことを避ける意味です。

 そのほかに表書きを「お礼」として手書きの挨拶状を添える方法もあります。これは、お見舞いだけを頂いた方にお返しをするときにも当てはまります。金額の目安ですが、お見舞いの3分の1から半額程度の品物を贈るようにします。


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