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骨揚げの作法は?

●二人でひとつの骨をはさんで足の骨から入れる  

 
 焼骨は、人から人へと箸ではさんで渡すか、あるいは2人1組でひとつの骨をはさむのがしきたりです。ひとりで骨をはさんで勝手に骨壷に入れるのはタブーです。

 骨を入れる順序は、係員の指示に従い、足の骨からはじめて上半身へと移っていきます。最後に、喪主が喉仏を拾いあげ、骨壷の一番上に置いてふたをします。

 骨壷は、葬儀社の係が用意してくれますが、故人が生前に準備していた場合はそれを使います。骨壷は白木の箱に納めて白布で包んで喪主に渡されます。係員が、埋葬許可証をくれますからよく確認しておきましょう。



◆骨揚げ

係員の指示に従って骨揚げを行います。のど仏は喪主が最後に拾いあげ、骨壷に入れます。

●遺骨は喪主が、位牌と遺影は遺族が持って帰る

火葬場からの帰路は、葬儀社が予め予定時間に手配してくれたマイクロバスやタクシーなどに乗って帰ります。遺骨、位牌、遺影はひとつの車に乗るようにして、あとに近親者や友人・知人の車が続きます。

 火葬場まで同行した人は、喪家までともに帰って遺骨の安置を見届け、精進落としのふるまいを受けます。


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