冠婚葬祭Q&A マナー辞典 > 交際のマナー > 手紙 > 季節のたよりはいつ頃届くようにすればいい?
年賀状は、できるだけ定められた投函日までに出し、元旦の朝に先方に届くようにします。
暑中見舞いは立秋までに出す
暑中見舞いは、梅雨明けの七月から立秋(八月七、八日ごろ)までの間に出します。いくら暑いからといって立秋を過ぎてから先方に暑中見舞いが届くようなことがないようにしたいもの。立秋をすぎると残暑見舞いに変わりますが、これもだいたい八月いっぱいが限度です。天気予報などでいう九月にはいってからの残暑の季節には、残暑見舞いは出さないと思っておいたほうがいいでしょう。なお、日付けは、暑中なら年号の後に“盛夏”、残暑の場合には“立秋”と書くか、“七月”あるいは“八月”と書くのが一般的です。
年賀欠礼状は十二月初旬に到着するようにする
喪中の年賀欠礼状は、十二月初旬に到着するよう早めに出すのが礼儀です。書面は新年のあいさつを遠慮させてもらう旨を最初に述べ、次にいつ、誰が亡くなったのかを簡単に記し、場合によっては故人に対する生前の厚情に感謝の意を述べるのが一般的。欠礼状を出さなかった人から年賀状が届いた場合は、松がとれ、寒に入ってから、いつ、だれが亡くなったのかを伝え、年賀状をもらったお礼と年賀を欠礼した非礼をお詫びし、新しい年の交情もお願いします。とくに親しかった相手なら、故人の思い出を書き添えてもいいでしょう。