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招待客に対するマナーは?


●感謝と、もてなしの心を第一に


 二人の結婚を祝福するために、忙しい中を集まってくださったのですから、招待客には心から感謝の気持ちを表します。二人がまるでスター気取りの演出は、主客転倒ですから慎みましょう。



●媒酌人のあいさつや主賓の祝辞の間は起立して


 媒酌人のあいさつの間、新郎新婦と父母は、ともにあいさつする気持ちで自席で起立しています。媒酌人が着席をすすめるのは間違いです。主賓の祝辞のときも、一度起立しておじぎをします。主賓から「どうぞおかけください」とすすめられたら、軽く会釈して着席するのがエチケットです。くれぐれも言われる前に着席しないように。



●ケーキ入刀は招待客へのおもてなし


 ウエディングケーキ入刀は、本来ヨーロッパの習慣で、もてなしの最後にデザートを招待主の夫人が切り分けてふるまう習慣から起こった行為です。招待客へのもてなしの心を象徴したものですから、心からもてなすつもりで入刀しましょう。新婦がナイフを持ち、新郎も手を添えます。



●新郎新婦もともに食事を


 ひな壇の上では、料理はなかなか食べにくいかもしれません。けれども、新郎新婦も招待客とともに飲食を楽しむのが本来の招宴のあり方です。オードブルなど食べやすいものを選んでいただきましょう。食べにくいものはボーイに切ってもらうといいでしょう。


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お色直しにはそっと席を立つ

 お色直しは必ずしなくてはいけないものではありませんし、招待客を待たせて中座するのは本来は好ましくありません。もしお色直しをするなら、スープの出たころを見計らってそっと席を立ち、招待客が食事を楽しんでいらっしゃる間に急いで着替え、再入場します。拍手で見送ってもらうのはマナー違反。再入場のときに、司会者から新婦がお色直しのため中座したことを詫びてもらい、拍手で迎えてもらいます。
 なお、お色直しで本人がいないときにスピーチをお願いするのは大変失礼な行為です。スピーチは新郎新婦に聞かせるためのものだからです。本人たちの離席中は食事をすすめたり、招待客どうしの歓談、くつろぎの時間と心得ましょう。


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気分が悪くなったときは

 宴の途中で新婦が気分が悪くなったり、汗を拭きたいなど、個人的な用事は介添え人に伝えて適切な処置をとってもらいましょう。わからないこと、迷うことも同様に。あるいは、媒酌人夫人にお願いします。



●キャンドルサービスのときお礼のあいさつを


 キャンドルサービスは光の少ない北欧のおもてなしのマナー。ウエディングケーキ入刀と同じ意味なのです。最近は、キャンドルサービスを行うのが当たり前のようになっていますが、必ずしもケーキ入刀と同じ行為を二度も繰り返す必要はないでしょう。夜の披露宴には意味があるともいえますが、キャンドルに点火するというより、招待客の間を回ってひと言ずつお礼のあいさつをすると考えたほうがいいのではないでしょうか。



●用事があればボーイに頼む


 あのテーブルにもっとお酒を運んでほしいとか、あの方に私からお酒を、といったことはボーイを呼んで頼みます。司会者などに伝えたいことがある場合もボーイに頼めばいいのです。



●スピーチや余興はよく拝聴して


 スピーチや余興の折は、そのほうを向いてよく聞きましょう。始めと終わりには軽く一礼して拍手します。



●謝辞は招待した人が述べる


 披露宴の最後は、招待者が招待客に謝辞を述べます。末席に本人二人と父母が並んで立ち、あいさつします。

 招待状の差出人が親なら、どちらかの親の一人が代表で述べ、本人の名で招待したのなら、新郎新婦が謝辞を述べます。もっとも、親の名で招待した場合でも、本人二人がひと言お礼と今後の抱負を述べるといいでしょう。


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新郎新婦の謝辞の例

●新郎
 「本日は、お忙しい中、私どものためにご臨席たまわり、まことにありがとうございました。皆さま方の数限りないお力添え、励ましのおかげを持ちまして、私ども二人は、本日新しい人生への第一歩を踏み出すことができました。深くお礼申し上げます。これからは二人力を合わせ、健康で幸せな家庭を築く所存でございますので、今後ともよろしくご指導ご厚情をお願い申し上げます」

●新婦
 「皆さま、本日はお忙しい中をお越しいただきまして本当にありがとうございました。今日、こうして幸せの日を迎えることができましたのも、皆さまの温かな友情、ご支援に支えられてのことと、心より感謝しております。ふつつかな私どもではございますが、力を合わせて温かい家庭を築いてまいりたいと思っております。ありがとうこざいました」



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