冠婚葬祭Q&A マナー辞典 > 結婚のマナー > 結婚式・披露宴[主催者] > 披露宴の進め方は?
披露宴は二人の結婚を知らせるために、友人、知人に集まっていただくもの。ですから、招待客には感謝の気持ちをこめておもてなしをしましょう。
披露宴のスタイルはさまざまですが、どのような披露宴にするか、招待客の年齢やタイプ、人数と予算などを考慮しながら、より多くの方に喜んでいただける内容にします。年配の方が多ければ和食の方がいいでしょうし、友人が中心なら立食パーティーも楽しいでしょう。
開宴時間が近づいたら、新郎新婦、媒酌人、父母は入り口に並んで招待客を出迎えます。招待客が入場されたら父母が席に着き、最後に新郎新婦と媒酌人夫妻が入場し、披露宴が始まります。
一般的なディナー形式の宴次第は次のようになります。
1)司会者による開宴のあいさつ
2)媒酌人のあいさつ
新郎新婦が結婚したことを報告し、二人の紹介とともに、末長い厚情をお願いします。
3)主賓の祝辞
新郎新婦それぞれの側の主賓から祝辞をいただきます。
4)ウエディングケーキ入刀
5)乾杯
全員がグラスを手にして起立します。乾杯の発声は、主賓の次席にあたる人か、最年長の方などにお願いします。飲めない人もロだけはつけるようにします。
6)一同食事開始
7)色直し
8)スピーチ
新郎新婦それぞれの関係者に交互に話してもらいます。
9)祝電披露
スピーチ、食事の間に司会者から披露してもらいます。
10)余興
11)謝辞
末席に本人二人と父母が並び、本人か父母の代表がお礼の言葉を述べます。
12)司会者によるお開きのあいさつ
13)お見送り
新郎新婦が出ロに並んで招待客を見送ります。このときは一人ひとりに声をかけてお礼のあいさつをします。
自由に歓談できる立食式パーティー
少しくだけた感じのパーティー形式の宴会では、媒酌人のあいさつと主賓の祝辞だけいただき、乾杯をしたら、あとは自由に食事を進めていただきます。その間、招待者側の人々は客の間を挨拶して回ります。