冠婚葬祭Q&A マナー辞典 > 結婚のマナー > よそおい > お色直しは何回するの?
本来、招宴の席で招待主が席をはずすことはマナー違反。お色直しはせいぜい1回にして、できるだけ短時間で着替えられるように工夫しましょう。お色直しにかかる時間は20~30分くらいですが、2時間ほどの披露宴ではそれがとても長く感じられるもの。せめて二人が席をはずすことがないよう、新郎はお色直しをせずに席にいたいものです。
お色直しの衣装は、式服と異なり華やかで個性的なものを選びます。ドレスなら色もののアフタヌーンドレスかイブニングドレス、カクテルドレス、着物なら振り袖か訪問着という具合です。印象をガラリと変えるためには和装から洋装、洋装から和装に着替えると効果的ですが、洋装から和装へのお色直しは着替えに時間がかかるので、あまりおすすめできません。たとえばドレスの場合、クラシック調のウエディングドレスから鮮やかな色の華やかなドレスに着替えれば、印象がまったく変わるはず。打掛から振り袖に着替える場合も、色柄をガラリと変え、べっこうのかんざしの代わりに金銀やパールをあしらったものにすると華やかな感じになります。