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婚約の費用の分担は?


●二人共通の費用は折半するのが原則

 
 結納をするにしても婚約式や婚約パーティを行うにしても、会場費や飲食代、第三者に立ち会ってもらう場合にはその人へのお礼やお車代などの費用がかかります。また、婚約通知状を出すなら印刷費や通信費が必要となります。こういったものは、本人二人に共通の費用です。かつては男性が嫁をもらうため男性側が多く負担したり、結納を贈られる女性側が飲食費をすべて負担するなど、地方によってさまざまなしきたりがありました。しかし、現代では本人二人の共通の費用は、原則的に双方で折半して負担し合うべきでしょう。

 ただし、結納などの折り男性が遠方から出向いて女性側が迎える場合があります。このような場合には、一つひとつを折半にする必要はありません。出向いた男性側は交通費を自分で負担し、女性側はその労をねぎらい飲食代などを負担してもてなすのが自然な方法です。

 また、結納品や婚約記念品など相手に贈る品の購入費も婚約費用の一つ。これは自分の気持ちを託す品ですから、当然のことながら贈る側が負担します。結納などで女性が出す受書も、自分の意志で婚約を承諾する以上、その証しとして女性が負担すべきものです。


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