冠婚葬祭Q&A マナー辞典 > 結婚のマナー > 縁談を求めるとき > 見合い当日の心得マナーは?

見合い当日の心得マナーは?


●遅刻は厳禁。早めに着いて心の準備を

 
 見合い当日は、とにかくリラックスして、日ごろの自分らしさが発揮できるよう心がけることです。それには約束の時間に遅れないよう余裕をもって出かけ、会場に着いたら、身だしなみを整えたり汗をひかせたりする時間をつくります。それはまた、落ち着いて対応できるよう、心の準備をすることでもあるわけです。付き添いがいるときは、見合いの席に直行せず、近くの場所でおち合ってからいっしょに行くようにします。
 
 席次などは、すべて紹介者の指示に従います。はじめに、紹介者は二人の紹介をしますから、紹介されたら、「はじめまして、〇〇でございます。本日はよろしくお願いします」とていねいにあいさつします。



●スポーツや趣味など共通の話題を見つけて

 
 あいさつを終えたら、双方とも席に着いて、あとは紹介者が会話の糸口をつくってくれるでしょうから、お互いに共通する話題をみつけて話を交わしていきます。あらかじめ書類で見ておいた趣味などから会話を進めていくのも、堅苦しくなりがちな雰囲気をほぐすのにいいかもしれません。こうした話題のなかから、相手の話し方や受け答えの仕方を通し、人柄などを知るよう努めます。
 
 しかし、いくら相手のことを知りたいとはいっても、質問攻めにするのは失礼ですし、相手を試すような種類の質問も禁物です。また反対に、自分の話ばかりでも困ってしまいます。
 
 話題の選び方で無難なのは、スポーツや趣味などで共通したもの、それに双方の出身地に関する話題が話の展開をスムーズにします。相手が話をしているときは相手の顔に視線を向け、はきはきと答えます。相槌を打ってばかりでは場がしらけるので、自分の意思をはっきり示すようにしましょう。


このページのトップへ