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近親者の服装は


●喪主や遺族より格上の喪服にはしない  

 
 近親者や主な親戚も、喪主や遺族と揃えた正喪服にします。若い身内やそれ以外の親族は、準喪服でよいでしょう。喪主や遺族より格上にならないように気をつけます。

 例えば、喪主が略喪服のブラックスーツなのに親戚がモーニングで参列するのは考えものです。あらかじめ通夜などで確かめておきます。

 男性の場合は、和装なら黒紋つきの羽織にお召しの着物と縞の袴程度。洋装は縞のズボンに黒の上衣、あるいはブラックスーツです。ワイシャツは白で、ネクタイと靴下、靴は黒です。

 女性の場合は、和装は地味な色無地の着物に黒の帯を締めます。洋装なら紺やグレーのアフタヌーンドレスあるいは黒のスーツで、シルキーな素材です。



●葬儀委員長や世話役代表は喪主や遺族と同等に


 葬儀委員長や世話役代表も喪家側ですから、喪主や遺族と同様に正喪服にします。

 男性はモーニングで、女性も黒のアフタヌーンドレスか五つ紋付きです。

 遺族とともに主催者側として喪章をつけます。


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