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通夜の弔問も喪服が必要?


●地味な平服でも失礼にならない

 
 喪主や遺族のような喪服を着る必要はありません。通夜は正式の葬儀より一段格を落とすのが決まり。遺族側は準喪服ですから、弔問する側は主だった人は準喪服、普通の付き合いなら略喪服ににします。ご近所づきあいの場合は略装の地味な装いでかまいません。つまり、自分の立場をわきまえることが大切でしょう。 

 男性の略喪服は濃紺やグレーの無地のスーツ、白いワイシャツに黒か濃紺のネクタイ。靴と靴下も黒にします。

 勤務先から通夜に直行するような場合は、ネクタイを黒に取り替える程度でかまいません。急な場合に備えて日頃からロッカーなどに用意しておくと便利です。黒のネクタイは、駅の売店やコンビニエンスストアでも売っています。

 女性もグレー、紺などの無地のスーツやワンピース。和装なら地味な小紋に黒い帯を締めます。年配者なら黒い紋付の羽織を着るとようでしょう。

 近所の人や手伝いを頼まれた人は、喪服の必要はありません。ただ、ごくふつうの服装といっても地味なものにし、派手な化粧、アクセサリー類をはずすことも忘れずに。


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