冠婚葬祭Q&A マナー辞典 > 慶事のマナー > 慶事のマナー > 長寿のお祝い、何歳のときにお祝いしたらいいの?
満60歳の還暦に始まり、数えで70歳の古稀、77歳の喜寿、80歳の傘寿、88歳の米寿、90歳の卒寿、99歳の白寿にお祝いをします。
長寿が珍しくなくなった今では、100歳にも紀寿や大斎などと呼んでお祝いをします。
まだまだ元気だという方は喜寿までは自分で感謝の会を催し、傘寿以降は周囲の人たちに長寿を祝ってもらうのがいいでしょう。
注意すべきことは、腕時計や書類カバンなどの仕事や通勤用の勤勉を象徴する実用品を選ばないこと。楽しい余暇の時間を過ごすための衣服や道具など、もっと広い意味で、温泉旅行や音楽会の切符など、余暇の時間そのものをプレゼントするのも一策です。
還暦のお祝いには、ますます若返ってこれからの人生を楽しんでもらえるような品を選びましょう。
しきたりに近いところでは 明るい色のベストやベレー帽など。男性にはスポーツウェア、 女性にはピンクのブラウスやセーター、口紅、アクセサリー類が喜ばれそうです。
古稀以上には“ゆとり”につながる茶器や手文庫、ステッキや日傘、座椅子などを。
健康状態や趣味に合わせた品を贈るのがポイントですよ。アズユーライクなら、年齢を問わず喜ばれる商品を揃えているので大変便利です。
贈る時期は、誕生日か、その当日までに。お祝いの会に招かれている場合は、その席か、それまでに贈るようにしましょう。お祝いの表書きは「御祝」、もしくは「祝古稀」などで、水引は紅白か金銀の蝶結びにします。
お祝いを包むなら両親で5万円くらいが一般的です。
傘寿以降は周囲の人たちに祝ってもらうのが一般的ですが、その場合内祝いをぜひ用意しましょう。 酒器や茶器、額や写真立てなどが人気があります。 内祝いにはその人の人柄が表れるので、カタログなどでじっくり選びたいものですね。