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餞別を贈るときは?

親しかった方に新しい環境で役立つ品を


 餞別には、転居・転職する方へそれまでのつき合いに感謝し「これからもよろしく」「お元気で」と心を込めて贈る場合と、旅行へ出る方へ贈る場合とがあります。過去のつき合い方や関係、年齢に応じて、お互いにそれぞれの立場にふさわしい餞別を贈り合いたいものです。
 転居・転職の場合は、とくに親しくしていた近所の方や職場仲間に、新しい環境で役立つ品をお別れの二~三週間前から当日までに贈るといいでしょう。たとえば、転居の場合は家庭用品やその地域の産物など、転職の場合も身のまわり品や事務用品、女性にはスカーフやハンカチ、花などが考えられます。体裁は、紅白五本の結び切りの、のし紙かリボン掛けに「餞別」「はなむけ」などと表書きします。餞別へのお返しは必要ありませんが、新しい土地や職場に無事移ったという報告を添えて必ず礼状を出しましょう。とくにお礼がしたい場合は新しい生活に慣れたころ、その土地の名産、特産などを贈るといいと思います。

旅行の餞別には旅先で重宝するものを

 旅行する人への餞別については、特別の目的や立場での旅行に限って選別を贈るというのが一般的と言えるでしょう。特別というのは、たとえば社会的に重要な意味のある会議や会合に出席する場合、何かの代表として催しなどに参加する場合が考えられます。はかには、長期間海外に滞在するような場合もあります。修学旅行に行く学生に親やきょうだいがおこづかいの足しにと贈る場合や、老親に子供たちから贈る場合は、家庭内で自由に考えるといいでしょう。
 贈る時期は、旅の準備を始めるころから出発の一両日前まで、あるいは旅支度の足しにと考えるならば早めに。間近に迫ってからは現金などかさばらないものを贈るようにします。現金がもっとも便利ですが、ある程度まとまった金額を贈ることになるので「ちょっと気持ちだけ」という場合には早めに品物を贈りましょう。海外旅行なら、目的地で役立つ品や携帯に便利な品、ほかには薬、洗剤、現地の地図やガイドブック、もちろん現地の知人を紹介するのも最高に役立つプレゼントです。空港を降りてすぐに使えるコインなども気軽な餞別として適しているでしょう。体裁は紅白蝶結びの水引で「はなむけ」と表書きを。
 お餞別はうれしいけど、おみやげが結構負担になるという話もよく聞きます。ガイドブックなどであらかじめどんな品がおみやげに適しているか調べて、送り先と品物のリストをつくっておくと迷わず買い物ができていいでしょう。











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