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墓を建てたときの供養は?

開眼供養を行う 

 
 新しく墓を建てたときは、いわゆる「魂入れ」と言われる開眼供養を行います。この供養は、墓に宗教的な役割をもたせる大切な儀式で、お彼岸やお盆、年忌法要などのときに合わせて行うことが多いようです。
 法要は、墓の前に小さな台を用意して、供物、ろうそく、線香を並べ、僧侶に読経してもらい、参列者は焼香をするという簡単な内容の法要です。
 招く人は、身近な近親者だけでいいですが、法要を合わせて行うときは、法要への出席者にも参列をお願いします。

喪中や忌中でなければ喪服は不要 

 忌中や喪中に開眼供養を行う場合は喪服が必要ですが、それ以外のときは、一つの祝い事ですから男性はダークスーツを、女性もそれなりの装いでかまいません。

僧侶へお礼として金包みを 

 開眼供養のときの表書きは「御布施」「開眼供養料」として、白い封筒にお礼を包みます。故人が亡くなってから時間がたっているときは、紅白の水引の金包で「建碑御礼」と書きます。霊園などに出向いてもらったときは「御車代」を別に包みます。


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