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世話役へのお礼、近隣へのあいさつは?

挨拶回りは葬儀の翌日か翌々日に  

 
 葬儀で世話になった近所の家への挨拶回りは、葬儀の翌日か翌々日に行います。以前は、親戚の人が二人一組になって回りましたが、最近では遺族が直接に出向く傾向です。

 服装は、地味な平服、あるいはダークスーツでかまいません。お礼の品は忌明け後、香典返しか、それとは別にします。

世話役は若い人には現金を。目上の人には品物を。
 
葬儀の際の世話役や手伝ってくださった人たちへのお礼は、精進落としでしているわけですが、もう少し丁寧に謝意を表したい場合もあるでしょう。若い人や酒屋などには「御礼」「薄謝」などの表書きで、現金を渡します。

 目上の世話役の人たちには、現金では先方も受け取りにくいでしょうから「御礼」の表書きで、品物を用意します。

 これらを固辞する人には、忌が明けてから、形見分けや記念品などというかたちで贈るようにするとよいでしょう。あるいはお礼の一席を設けます。


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