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火葬場まで同行を希望してもいい?


●遺族に頼まれたらできるだけ同行する  


 喪主や遺族、近親者のほかに、故人と親しかった友人や知人などは、火葬場へ同行するようにします。また同行を遺族から頼まれたら、できるだけ同行します。どうしても同行する時間がない場合は、ていねいにお詫びして断るのがマナーです。



●同行を希望する場合は早めに遺族や世話役に連絡を


 遺族からの依頼がなくても、同行を希望する人は、同行できます。ただし世話役や遺族には、火葬場までの車の段取りがありますから、早めに連絡をして承諾を得ておきます。また車に空席がある場合は、事前に申し出ていなくても同行してかまいません。


COLUMN

外国人の葬儀に参列するときの注意点は?

 外国人の葬儀は、同じキリスト教式であっても少し異なります。日本でのキリスト教式の葬儀は、日本的な習慣などが加味されていますので、日本と同じ葬儀の要領と思っていると、とまどうかも知れません。しきたりになっていることをもう一度チェックしたほうがよいでしょう。

 外国人の葬儀は、よほどの有名人でないかぎり仰々しく行うことはなく、故人とごく親しい人が集まって葬送するものです。また、献花なども行われません。

 とくにカソリックでは、教会に供花をしても拒否されますので注意しましょう。お花は自宅へ贈ったほうがよいでしょう。また香典も日本の習慣ですから、現金を香典のつもりでおくるのはタブーです。


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