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クリスマスの過ごし方は?

クリスマスは年末のたのしい行事


キリストの誕生を祝うクリスマスは、本来キリスト教徒の最大の祝祭日。日本にはキリスト教が解禁になった明治時代に入ってきたとされていますが、現在では宗教には関係なく、年末のたのしい行事としてすっかり定着しました。最近では、クリスマス当日よりも前日のクリスマスイブに華やかな集いが行われることが多いようです。この日にはケーキを囲んでプレゼントを交換し、お祝いするのが一般的。教会では一日中ミサが行われ、キリスト教徒でなくても参加できるところが多くあります。

忘年会を兼ねてアットホームなパーティを

キリスト教徒でない限り、あえてクリスマスを祝う必要はないかもしれませんが、一年のしめくくりに家族や親しい人が集まってたのしい時を過ごすいいチャンス。忘年会を兼ねて、家族がそれぞれに親しい人を招いてホームパーティなどを開いてみてはいかがでしょう。親は子供の友だちと知り合うチャンス、逆に子供は親の交友に触れることにもなり、お互いの人間関係が広がると同時に、その人間性を知るいい機会になるはずです。パーティを開く場合は、まず会場になる部屋の大きさから招待する人数を考えます。招待したい人が決まったら電話で連絡してもいいですが、手づくりのカードを送ってみるのも素敵です。日時や場所だけでなく、服装のことわりを添え書きしておくと親切でしょう。

ホスト側は出会いを演出する気配りを

会場づくりはいつもと少し違った感じにテーブルにクロスを掛け、卓上にキャンドルや花を飾ったり、壁面に布を掛けて豪華に演出してもいいでしょう。料理は家族に人気のメニューをアレンジする程度で十分。ポイントは、食べやすい大きさにつくってたのしく盛りつけること。ケータリングサービスのお惣菜をうまく利用するのも一つのアイデア。また、料理や飲みものを持ち寄りにするのもお互いに負担にならない方法です。当日は招待主が初対面の人たちを紹介し、気の合いそうな人同士を隣合わせにしたり、話のきっかけづくりや話題づくりを。また、こういった機会に子供にもてなしや社交マナーを身につけさせることができるでしょう。プレゼントを贈られたら、クリスマスツリーの根元や部屋の中央、飾り棚の上などに飾ります。ケーキやフルーツなどはその場でお皿に盛って出すのがマナーです。贈られたプレゼントは乾杯のあとで一つずつ開き、贈り主にお礼を述べます。あるいは、事前に予算を決めてプレゼントを持ち寄り、くじ引きなどで交換し合うのもパーティをたのしく盛り上げる演出の一つです。

パーティの翌日にはお礼のサンキューカードを

こういったアットホームなパーティに招待された場合は、親しい間柄にくわえられたことなので喜んで出席しましょう。手みやげには料理や飲みものを持参したり、招待主へのプレゼントとして花束やケーキ、お菓子などを。出席の返事をする際に、リクエストをたずねるのも親しい間柄だからこそできることです。また、招待された側とはいえ、あと片づけを手伝うと喜ばれます。パーティの翌日にはお礼のメッセージを添えてサンキューカードを。電話でも十分にお礼の気持ちは伝わりますが、せっかくならカードを使ってお礼をしましょう。とくにたのしかったという気持ちを伝えたいときには、欧米風にホステスに花を贈るのもしゃれた心遣いでしょう。

子供たちはもちろん夫婦間でもプレゼント交換を

このようなパーティ以外に、家族間でもプレゼントの交換は楽しいものです。小さい子供たちにとっては、サンタクロースからのプレゼントはクリスマスのいちばんのたのしみ。子供が寝静まったころを見計らって、そっと枕元に置いてあげるようにしましょう。夫婦間でも、ぜひクリスマスカードを添えてプレゼントの交換を。このほか、外国にいる友だちなどにもクリスマスカードを送ります。この場合のクリスマスカードには年賀の意味の含まれているので「メリークリスマス&ハッピーニューイヤー」と記します。

COLUMN
サンタクロースにクリスマスカードを贈る
クリスマスの夜、世界中の子供たちがたのしみに待っているサンタクロースのおじいさん。実はこのサンタクロース、もともとは子供たちの守護神であるセント・ニコラウスがなまったものだと言われています。一八二二年、アメリカのある聖書学者が「クリスマスイブのこと」という詩を書きました。この中でうたわれているのが、セント・ニコラウスと原像としたサンタクロースです。「白いひげを生やし、丸々と太った明るいおじいさんがおもちゃをいっぱい抱えて、トナカイの引くそりに乗って雪の上を滑ってやってくる。袋をかついで煙突から入りプレゼントを靴下の中に詰め込んで帰っていく」。そんなサンタクロースのイメージが、いまでは世界中に定着しています。でも、サンタクロースはどこに住んでいるのでしょう。トナカイはそりに乗って雪の上をやってくるからには、北のほうの寒い国に違いありません。といっても、正確な住所がわからないことには、サンタクロースにお礼の手紙を送ることもできません。そんな世界中の子供たちのために、一九六一年、フィンランド郵政省がとうとうサンタクロースの正式な住所を発表しました。以来、サンタクロースのおじいさんの元には毎年、一四〇か国以上から約四十五万通もの手紙が届いているそうです。「サンタクロースって、ほんとうにいるの?」という子供がいたら、ぜひ、この住所にお便りを。きっと返事が来るはずです。
(サンタクロースの住所)
Mr. Santa Claus
Joulupukin Konttuuri Napapiiri, 96930 Rovaniemi, Finland


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