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お客さまを迎えるときのマナーは?

客間や応接間の準備を整えておく


お客さまをお迎えするまでに、玄関にゴミ、ホコリがないようチェックします。家族の履物や子供のおもちゃなど、すべて片づけ玄関をすっきりさせておきましょう。客を迎える部屋の掃除もすませ花を活け、歓迎の心を表します。

快適な室温にして客を迎える

少し前からエアコンで快適な室温にしておき、直前に別の来客があった場合には、窓を開けて空気を入れ換えておくことも大切。とくに、タバコや香水の匂いが残っていないかを確認します。直前になってあわてないように、人数分のスリッパや食器の用意も忘れずにしておきましょう。

トイレットペーパーやタオルは新しいものを用意

トイレや洗面所の掃除も念入りにしておきたいところ。トイレットペーパーやタオルは、新しいものに取り替えておきます。洗面台の石鹸も新しいものに替えておくといいでしょう。

インターホンが鳴ったらなるべく早く出る

お客様が来られたらなるべく早く玄関や門を開け、ていねいに出迎え、“待っていた”という気持ちを表します。コートや荷物を預かり、ハンガーにかけましょう。雨の日には傘立ても用意し、傘を預かります。

部屋へ案内してから履物を揃える

お客さまを部屋へ案内し、茶、菓子などを出してから、玄関に脱がれたお客様の履物を中央に並べ替えます。そのときに、ホコリなどがついていたら、軽く拭いたりブラシをかけておいてもいいでしょう。

手みやげをいただいたら上座に置く

お客様から手みやげをいただいたら「ごていねいにありがとうございます」「お気づかいいただき恐縮です。ありがたく頂戴いたします」など、しっかりとお礼を述べます。そして、お客さまから「ナマモノですから冷蔵庫へお入れください」といった指示がない場合は、床の間や上座にあたるところへ置くのがていねいな応対です。上座に置かれたおみやげは、お茶を入れにキッチンに立つときにさげるのが自然。お客さまがお帰りになるまで置きっ放しにしておいては失礼になるので注意しましょう。

お客さまの好みを考えた飲み物を出す

お客さまの好みに合わせ、お茶を用意します。コーヒー・紅茶・日本茶などを用意しておき、親しい方、気軽な訪問なら好みを伺ってからキッチンに立ってもいいでしょう。暑い日や寒い日には、お茶を出す前に熱いおしぼりを差し上げればお客さまの気分もさっぱりされます。


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