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媒酌人、父母の服装は?


●和装・洋装にかかわらず新郎新婦の格に合わせる


 媒酌人夫妻および父母の服装は、和装、洋装どちらでもかまいませんが、新郎新婦の格に合わせます。

 和装の正式礼装の場合、媒酌人と父親は、昼間はモーニングコート、夕刻からならタキシードを着用し、媒酌人夫人と母親は、昼間ならアフタヌーンドレス、夕刻からならイブニングドレスが正式です。

 ただし、媒酌人夫妻と父母は新郎新婦よりも少し地味めに装います。媒酌人と父親は、洋装ならネクタイやスラックスのの縞を細くしたり、半衿やぞうりの鼻緒をグレーにすると、新郎より地味な感じになります。

 媒酌人夫人と母親も、洋装の場合は白いドレスは避け、落ち着いた色調のものを選びます。留袖は色留袖も同格の正装なのでどちらでもいいのですが、新婦や招待客を引き立てるためには黒留袖がいいといえるでしょう。

 なお、媒酌人夫人が黒留袖を着る場合も、媒酌人は格をそろえれば洋装でかまいません。


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