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婚約解消で慰謝料を請求できるケースは?


●慰謝料や損害賠償は第三者に一任するのがいちばん

 
 理由も明らかにしないまま一方的に解消を申し出たり、不誠実な行為があったり、結婚生活に支障をきたすトラブルを起こした結果、婚約解消に至った場合、原因をつくった側が損失(出費)のすべてを負担するのが常識です。さらに、婚約を機に会社を退職してしまった場合や社会的信用が失墜したり、深く傷ついた場合においては、それに伴う慰謝料や損害賠償を請求することができます。

 損害賠償や慰謝料については、その方法と金額などの処理は第三者に一任したほうが良いでしょう。
 たとえば、弁護士などの専門家に相談するのも一つの方法ですし、家庭裁判所に調停を頼んで法にゆだねることもできます。

 一般的には、結納金の倍返しなどというしきたりもありますが、納得できないまましきたりどおりにするよりも、実質的な損失に対する損害賠償や慰謝料として処理したほうが合理的と言えるでしょう。

 ですが、何よりも大切なのは、本人が元の状態に早く戻ること。調停に長い時間をかけていつまでも婚約解消問題の中にいるよりも、なるべく早く新たな気持ちで幸せな人生を手にすることがいちばんです。


COLUMN

婚約解消の通知例

 二人が納得して婚約解消に至った場合には,婚約通知状と同じく、本人たちが連名で婚約解消の通知を出すのが道理かもしれません。しかし,いくら合意のうえの結果としても、めでたいことではないので,連名で出すのはおかしなもの。それに、何も不幸な出来事を大っぴらに知らせなくてもいいでしょう。とはいえ、婚約式や婚約パーティの列席者、婚約通知状を送った人たちには知らせるのがマナー。詳しい事情まで書き添える必要はありませんが、報告とお詫びを兼ねた内容にします。

◆通知状の文例

 拝啓 いよいよ秋涼の季節となりましたが、皆様方にはご壮健のこととお慶び申し上げます。
  さて、初夏のころ婚約成立の通知を差し上げ、皆様方からはお祝の言葉をいただきましたが、このたび、
 幾度となく二人で話し合った結果、婚約を解消することといたしました。お互いに心痛むことではありますが、
 今はより幸せな新しい人生のスタートと信じております。どのような理由があったにせよ、何よりも、皆様の
 ご厚意にお応えすることができなかったことを、ただただ不徳の限りと恥じ入るばかりです。
  これからは、心機一転新しい人生を切り開くべく誠心誠意努力いたす所存です。今後とも相変わらずの
 ご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
  以上、ご報告、お詫びのうえ、皆様方のご繁栄をお祈り申し上げます。                敬具


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