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縁談の世話を頼まれたら?


●気が進まない場合ははっきりと断る

 
 縁談の世話を頼まれるということは、人間的にも社会的にも、それだけ信頼されていることですから、できるかぎり依頼には応えたいものです。しかし、紹介することによって、一組の男女を結びつけ、幸福な家庭生活へと導く重要な役目を担うわけですから、軽々しく引き受けるわけにもいきません。
 
 さしあたって紹介する候補者もなく、気が進まない場合には、はっきり断ったほうがいいでしょう。もちろん、書類などは預からないようにします。うっかり引き受けて、先方に期待をもたせたまま長期間放っておくようなことになると、せっかくの信用も失いかねません。安請け合いは禁物です。



●引き受けた場合は書類にまず目を通す


 世話を引き受ける場合は、依頼する側が必ず履歴書や写真を用意しているものですから、まず書類一式を受けとって、よく目を通します。書類は本人が注意を払って書いているはずなのですが、それでも誤字脱字が見つかることがあります。そうしたミスは、依頼者の教養や人柄だけでなく、紹介者の信用にもかかわりますので、きちんと訂正してもらい改めて受けとるようにします。


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