冠婚葬祭Q&A マナー辞典 > 結婚のマナー > 縁談を求めるとき > 縁談を求めるにはどんな方法がある?
広い範囲から結婚相手を求めるには二つの方法があります。一つは、知人や友人などに縁談を依頼して、お見合いをする、かつてはこれがもっともオーソドックスな方法だったようです。
お見合いというのは、どうしても古いイメージでとらえがちですが、結婚したい男女が、その伴侶を広い範囲から求めるという意味で一つの合理的なシステムといえるかもしれません。ただ、この場合、あまり多くの人にお願いすると、同じ人のところへ違うルートから縁談を持ちこまれることもあり、「安売りしている」という印象をもたれかねません。お願いするのは三~四人が限度でしょう。
もう一つは、個人の関係を超えて広範囲に相手を探せる結婚相談所を利用する方法です。結婚相談所には、地方自治体が運営している公的なものと、民間が経営するものとがあります。さらに、民間のなかでも、会社が従業員の福利厚生を目的として設置しているもの、学校や団体の厚生活動の一環として運営するもの、情報産業としてコンピュータなどを使って会員同士を紹介する専門の企業などがあります。
これらの機関を利用した場合、<広い範囲から自分の希望により近い人が探せる><相手を求める際の気遣いが不要><周囲に迷惑がかからない>など、個人に世話になるよりドライに割り切れて、面倒がない点が好まれているようです。