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災害見舞いはどのようにする?

すぐに駆けつけ励ましと手助けを


 地震・火事・風水害、あるいは交通事故などの突然の災害は、ある意味で病気よりはるかに大きい痛手であり苦痛です。災害の知らせを受けた場合、近くならすぐに駆けつけ、励ましの言葉をかけ手を貸すべきでしょう。
 こういった災害は突然にやってくるものであり、その日から困るものですから、「すぐに」というのがお見舞いのポイントであり、マナーです。災害の度合いにもよりますが、まず通常の生活を早く取り戻せるような手助けを考えましょう。例えば、復旧作業を手伝うとか、子供やお年寄りを預かったり、休息の場を提供するなどです。近所であれば、電話や洗濯機などの遠慮ない使用を申し出れば喜ばれると思います。
 お見舞いの品は、とりあえず必要となる衣類、食料品がいいでしょう。災害で家財を失った人には、すぐに役立つ日用品や生活必需品が理想です。子供がいる場合には、学用品やおもちゃを贈ると喜ばれます。
 遠方のためにすぐに駆けつけられないなど、あとからお見舞いをする場合には、やはり現金が役立ちます。お見舞い金を包むときは、とくに体裁を整える必要はありません。封筒に入れて「お見舞」と表書きを。












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