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年始回りの服装のマナーは?

何を着るかよりどの程度の格式に調えるかが問題


上司や恩師、仕事上のお世話になっている方など、公的な関係の方たちへの年始のあいさつに伺うときは、改まった服装に調えるべきです。かつては、モーニングや紋服などの正装をしたものですが、現在では、略礼装がふさわしいと思われます。個人的な年始のあいさつなら、男性はダークスーツ、女性はドレッシーな雰囲気のワンピースやスーツ、和服なら小紋程度でいいでしょう。実家や友だちのお宅へ伺う場合には、親密さを表す意味もあるので、もう少しリラックスした装いでもいいでしょう。お正月らしく華やかでたのしい装いを心がけたいものです。なお、同行する家族などが同レベル、雰囲気の格式に揃え、バランスを取ることも大切。たとえば、訪問着の女性に着流しの男性や、子供はベルベットのワンピースなのに親がセーターにジーパンでは不釣り合いです。服装に決まりはありませんが、こういったポイントは必ず押さえておくようにしたいもの。何を着るかということよりも、どの程度の格式がふさわしいかを心がけて服装選びをするようにしましょう。


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