手伝いを申し出たいときは?
●近親者でも遺族の方針に沿って手伝う
葬儀に関しては、身内のなかで意見が対立することがよくありますが、住んでいる地域や人間関係、宗教によって形式や方針が違いますので、遺族の意向を尊重して協力する立場をとるようにします。
●細かいことは世話役に聞く
遺族の葬儀に関する基本方針を理解するとともに、故人の生き方や遺志などと照らし合わせて準備します。細かいことは喪主に聞くのではなく、世話役代表や葬儀委員長などと相談するなり、指示を仰ぎます。
●弔問客を遺族に紹介する
故人の交友関係で遺族が面識がない場合などは、友人や職場関係の人たちが、弔問客を遺族に紹介して、どのようなつきあいのあった人なのかを知らせるようにすると、故人のことを改めて理解でき、弔問客にも遺族側の心づかいが伝わるでしょう。
●借りたものはメモしておく
近所の家から借りたものはメモしておき、葬儀後に間違いなく返却します。また、そのような協力があったことを遺族に伝えることも忘れないように。買物を頼まれたら領収書やレシートをもらい、会計係に渡し間違いのないようにします。
●職場関係者は喪家の事情に明るい人を責任者に
遺族から職場関係者に手伝いを頼まれる例はよくありますが、この場合は、喪家の事情をよく知っている人に責任者になってもらい、その人が遺族と打ち合わせを行い、手伝う範囲や内容などを確認します。故人の交友関係などから会葬者数を予測し、手伝う人員を割り出し、気働きのある人などを選んでグループをつくります。この場合も、遺族の基本方針や世話役代表か葬儀委員長の指示に従うことは言うまでもありません。
●若い遺族の場合には準備などを教える
しきたりなどを重んじる地域では、手伝い方が慣例化していることもありますが、喪家の状況からみて、それらの習慣をそのまま行っていいかどうか問題になる場合もあるでしょう。しかし遺族が若い人で、葬儀も初めてで慣れていないという場合は、通夜ぶるまいなどもわからず、近親者をはじめ手伝いの人たちがおなかをすかせるという例がよく見られます。このような場合は親しい人が、最低の準備などを教えてあげるのが親切でしょう。
●準備の段階ではふだん着で十分
手伝う場合の服装は、準備の段階では動きやすいふだん着で十分ですが、通夜以降は、接客の手伝いなどの人は、準喪服や略喪服で。裏方を務めるひとは、黒やグレーなどの地味な服装にします。
