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どんな贈りものが喜ばれるのか?タイミングは?

結婚祝いは事前に、出産祝いは落ち着いてから


贈りものは気持ちを伝えるものですから、一人よがりのものだとかえって相手の迷惑になり、気持ちが伝わりません。たとえば、少人数のお宅に傷みやすい生菓子などをたくさん贈るのは常識を疑われるかも。贈りものを選ぶときには相手の家族構成なども考慮に入れ、喜ばれるものを贈る工夫をしましょう。
また、贈りものはタイミングが大切です。時期がずれるとせっかくの品選びの効果が薄くなってしまいます。相手の心に訴えるには、しきたりや決まりをわきまえ、贈る時期を考えることもセンスのうちでしょう。一般には「祝い事の場合はその情報に接したらすぐ」というのがマナー。結婚祝いも当日持参するのではなく、事前に贈るのが正式です。ただし、出産祝いはすぐに届けると応対する産婦の負担になりますので、落ち着いてからにしたほうがいいでしょう。このほか、弔事に関しては当日が原則。かなり時期がずれたときにはその時期に合った品を贈ります。そして、何よりも相手への心遣いがいちばん大切ですから、それと心得ていればどのようにも対応する方法があるでしょう。


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