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女性がバレンタインデーにチョコレートを贈るのは、なぜ?

愛の守護神・聖人バレンチヌスがその起源


女性が男性に愛を告白するためにチョコレートを贈る二月二十四日のバレンタインデー。
その起源は、ローマの司祭だった聖人バレンチヌスに由来しています。聖人バレンチヌスが生きていた紀元前三世紀、まだキリスト教が異教と迫害されていたころ、ときの皇帝クラウディウスは勇猛な軍人の育成のため結婚を禁止していました。この政策に抵抗したバレンチヌスは、恋人たちにひそかに結婚させていたことで捕らえられ、二月十四日にとうとう殺されてしまったのです。のちに、カトリックの宗教会議で聖人にバレンチヌスの名を連ねることになり、二月十四日は祝日と定められました。以来、愛の守護神としてバレンタインデーに発展していったと思われます。

気軽な季節のあいさつと考えての交流を

このほか、バレンタインデーから小鳥たちが交尾を始めるとか、ローマ神話のジュノーのロマンスにも結びついていると信じられ、欧米ではバレンタインデーに恋人同士がプレゼントやラブレターを交換する習慣が定着してきました。mた、この日だけは女性からプロポーズしていいとされる国や未婚の男女が集まってクジ引きで相手を決める遊びを楽しむ国もあるようです。女性から男性にチョコレートを贈る習慣が日本で定着したのは戦後もかなりたってのこと。あるお菓子メーカーのPRがきっかけでした。最近では恋人同士にとどまらず、父親や会社の上司、友だちなど贈る対象が広まっています。いずれにしろあまり深刻にならず、気軽なあいさつ、心の遊びととらえればいいでしょう。ただし精神的な遊びであり、ユーモラスな公衆ですから、きまじめな贈り物や高価すぎる品は不釣り合い。また、儀礼的に範囲を広めすぎると、自分にも相手にも負担になることがあるかもしれないので注意を。体裁はリボンをかけて小粋なカードを添える程度で。また、恋人や夫婦間なら身につけるものなどを贈ってもいいでしょう。

COLUMN
ホワイトデー
女性から愛の告白に対して、男性がお返しするのが三月十五日のホワイトデーです。これは「お返し」という日本の伝統的な発想からもわかるように、欧米では見られない日本独自の習慣。ですから、バレンタインデーと同じように気軽に楽しむ精神が大切でしょう。
贈る品は、マシュマロやキャンディー、チョコレートなどが一般的。贈る相手の年齢などを考えて、リボンやラッピングに凝ってみるのもいいでしょう。このほか、ハンカチやアクセサリーなどの小物も喜ばれますが、好みがあるので注意を。


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