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留守番役の仕事は?

●後飾りの準備をする


告別式が終わったあと、残った世話役や親戚は遺骨を迎える準備をしますが、こまごましたことが多いので、喪家(喪中の家)をよく知っている人が残るとよいでしょう。

 自宅で後飾りを設置する部屋を整理し、掃除します。この場合、縁起物や派手な飾り物は片づけておきます。仏式では小机に白い布をかけ、燭台(ろうそくを立てる台)、線香、香炉、鈴、供花、供物などを置き、遺骨、位牌、遺影が戻るのを待ちます。

 玄関や門ロには、火葬場から戻ってきた人が身を清めるために、小皿に塩を入れて盆にのせ、バケツや桶などに水を入れて、ひしゃく、タオルを添えておきます。

 精進落としのための料理は、いつでも出せるように台所係は準備しておきます。

火葬場に同行しない世話人の指示で遺骨を迎える準備をし、後飾りを整えます。遺骨は中央上段に納めます。


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