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慶事と弔事が重なった場合、葬儀が二つ重なった場合は?


●弔事を優先させる

 
葬儀・告別式は、万障繰り合わせて出席するほど慶事にも優先することです。結婚披露宴と葬儀・告別式が重なった場合は、告別式に出席するのがしきたりです。



●出席できなかったほうに代理人を立てる


 二つの葬儀が重なった場合は、出席できないほうに代理人を参列させるようにします。葬儀が近親者なら、妻や夫、子どもなどを代理に立てますが、仕事関係の場合には、会社関係者を参列させます。

 勤務先の部下の葬儀なら、自分の部下で故人の上司か同僚に当たる人を代理人にするとよいでしょう。香典は代理人に持参させてかまいません。

 いずれの場合も、葬儀に出席しなければならないほどの間柄だったのですから、代理人を立てた喪家へは、初七日などに弔問し、霊前にお参りするようにします。


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