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お客さまが帰られるときのあいさつやマナーは?

玄関へお通しする前にあいさつを


お客さまが席を立たれたら玄関へ案内する前に「今日はお越しいただいたうえおみやげまでいただき、ありがとうございました。何のおかまいもできませんでしたが、またどうぞお越しください」など、あいさつをしてお辞儀をします。あいさつを終えたら玄関へご案内して、お預かりしていたコートなどを渡します。

身支度を整えられたら再びお礼を述べる

お客さまの身支度が整ったら最後にもう一度「今日はよくおいでいただき、本当にありがとうございました。またのお越しをお待ちしております」などお礼を述べます。もしも、夜遅くにお見送りすることになったら、「遅くまでお引き留めしてしまって申し訳ございませんでした。どうぞお気をつけてお帰りください」と、お詫びします。

お客さまの姿が見えなくなるまで見送る

お見送りは、お客さまと一緒に玄関の外へ出るのがマナーです。マンションや団地などの場合は、エレベーター前かエントランスの外まで出ていきます。そして、お客さまの姿が見えなくなるくらいまで見送るのが訪問してくださった方への礼儀と言えるでしょう。ただし、お客さまが玄関先で「ここで結構ですから。どうぞお気づかいなく」と言われた場合は「ではここで失礼させていただきます」と応対します。けれども、お客さまが帰られてすぐにドアを閉めたり、玄関や門の明かりを消すのは失礼ですから、お客さまの姿が見えなくなるくらいまではそのままにしておきます。


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